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紙丸
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かみだま
ふりがな文庫
“
紙丸
(
かみだま
)” の例文
裏面に一ツの栓があって、それを抜くと中は空洞、果然、その中に豆粒大の
紙丸
(
かみだま
)
があった。手早く拡げて見ると、擬う方もなき二十七名が死の連判状!
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
そう思ったので、その
紙丸
(
かみだま
)
を
披
(
ひら
)
いてみると、果して中には鉛筆の
走書
(
はしりがき
)
でみっしり何か書いてある。五郎は
戦
(
おのの
)
く胸を押えながら読んだ——そこには驚くべき文字があった。
劇団「笑う妖魔」
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そして食堂を出るとすぐ警視庁へ電話をかけ、かねて父の友人としてよく知っている布山刑事課長を呼んで何やら頼んだ後、
紙丸
(
かみだま
)
の中に入っていた入場券で劇場の中へ入った。
劇団「笑う妖魔」
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
“紙”で始まる語句
紙片
紙
紙幣
紙鳶
紙屑
紙燭
紙入
紙袋
紙縒
紙捻