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紀淡
ふりがな文庫
“紀淡”の読み方と例文
読み方
割合
きたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きたん
(逆引き)
そこは峠の道を横に入った崖の中腹で、甲賀の山、
河内平
(
かわちだいら
)
、晴れた日には
紀淡
(
きたん
)
の海も望まれよう、風に鳴る静かな
古松
(
こしょう
)
と
榛
(
はん
)
の木にかこまれている。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「それでは
紀淡
(
きたん
)
海峡に集めないで、一隊を
豊後
(
ぶんご
)
水道にまわすことにしよう。
呉
(
くれ
)
軍港をおさえるのには、これはどうしても必要だ。どうだ、リーロフ少将」
太平洋魔城
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
西の丸、本丸、
楼台
(
ろうだい
)
、多門など——徳島城の白い外壁は、その
鬱蒼
(
うっそう
)
によって、工芸的な荘重と歴史的な
錆
(
さび
)
をのぞませ、東南ひろく
紀淡
(
きたん
)
の海をへいげいしていた。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
紀淡(きたん)の例文をもっと
(3作品)
見る
紀
常用漢字
小5
部首:⽷
9画
淡
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“紀淡”で始まる語句
紀淡海峡
検索の候補
紀淡海峡
“紀淡”のふりがなが多い著者
吉川英治
海野十三