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粗忽
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そそ
ふりがな文庫
“
粗忽
(
そそ
)” の例文
その挙動は、かなり
粗忽
(
そそ
)
っかしいものであります。ついには油壺が邪魔になるので、その油壺を振り落して堀際を駆けました。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
手品師は慌てて、二度三度同じ事を繰り返したが、その都度手先が段々
粗忽
(
そそ
)
つかしくなるばかりで金魚は少しも釣れなかつた。そして
終
(
しま
)
ひには、金魚の代りに小姓の前髪を釣り上げた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
(やあ、
人参
(
にんじん
)
と
干瓢
(
かんぴょう
)
ばかりだ。)と
粗忽
(
そそ
)
ッかしく
絶叫
(
ぜっきょう
)
した。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
忽
漢検準1級
部首:⼼
8画
“粗忽”で始まる語句
粗忽者
粗忽千万
粗忽家
粗忽屋