“築立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つきたて66.7%
つきた33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我越後には小正月の(小正月とは正月十五日以下をいふ)はじめ鳥追櫓とりおひやぐらとて去年きよねんより取除とりのけおきたる山なす雪の上に、雪を以て高さ八九尺あるひは一丈余にも、高さにおうじてすゑひろく雪にてやぐら築立つきたて
我越後には小正月の(小正月とは正月十五日以下をいふ)はじめ鳥追櫓とりおひやぐらとて去年きよねんより取除とりのけおきたる山なす雪の上に、雪を以て高さ八九尺あるひは一丈余にも、高さにおうじてすゑひろく雪にてやぐら築立つきたて
昔の人の話では、佐渡ヶ島は金銀で築立つきたてた山で、この金銀を一箱に十二貫目ずつ詰めて、百箱を五十駄積みの船に積み載せ、毎年五艘十艘ずつ、風のいい日和ひよりを見計らって
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)