“箱燈寵”の読み方と例文
読み方割合
はこどうろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、もう一間とみまわすと、小庭の縁が折曲りに突当りが板戸になる。……そこが細目にあいた中に、月影かと見えたのは、ひさしに釣った箱燈寵はこどうろうの薄明りで、植込を濃く、むこうへぼかしてうっすりと青い蚊帳かや
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)