“箱三”の読み方と例文
読み方割合
はこさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この眩暈と、風邪と、も一つ、用達ようたしと云う断りが出る、と箱三はこさんの札は、裏返らないでも、電話口の女中が矢継早の弓弦ゆんづるを切って、断念あきらめて降参する。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)