“箕帚”の読み方と例文
読み方割合
きそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは若い時から脂粉のちまたに入り込み、今にその非を悟らない。或時は事情にとらわれて、彼女達かのおんなたちの望むがまま家にれて箕帚きそうらせたこともあったが、然しそれは皆失敗に終った。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)