筑摩つくま)” の例文
例へば筑摩つくま鍋祭なべまつりの如き、夏季に属すといへどもこれを詠ずる人、またその句を読む人多くは夏の感を有せず。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
瑞雲院ずゐうんゐん様御幼名は法師丸と申され候、武蔵守輝国てるくに公御嫡男ちやくなんに御座あれども、七歳のおん時、おん父輝国公隣国筑摩つくま殿と御和睦おんわぼくあるに依つて、若君を人質として筑摩一閑斎殿いつかんさいどののおんやかた牡鹿山をじかやま被遣つかはされ