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筋斗
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きんと
ふりがな文庫
“
筋斗
(
きんと
)” の例文
これは
凡兆
(
ぼんてう
)
の付け方、
未
(
いまだ
)
しきやうなり。されどこの芭蕉の句は、なかなか世間
並
(
なみ
)
の才人が
筋斗
(
きんと
)
百回した所が、付けられさうもないには違ひなし。
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
わたしはこの
綵衣
(
さいい
)
を纏ひ、この
筋斗
(
きんと
)
の戯を献じ、この太平を楽しんでゐれば不足のない侏儒でございます。どうかわたしの願ひをおかなへ下さいまし。
侏儒の言葉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
わたしはこの
綵衣
(
さいい
)
を
纏
(
まと
)
い、この
筋斗
(
きんと
)
の戯を献じ、この太平を楽しんでいれば不足のない
侏儒
(
しゅじゅ
)
でございます。どうかわたしの願いをおかなえ下さいまし。
侏儒の言葉
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
星眼
長
(
とこし
)
へに秋波を浮べて、「悪の
華
(
はな
)
」の詩人が臨終を見る、
猶
(
なほ
)
往年マドリツドの宮廷に、黄面の
侏儒
(
しゆじゆ
)
が
筋斗
(
きんと
)
の
戯
(
ぎ
)
を傍観するが如くなりしと云ふ。(五月二十九日)
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
斗
常用漢字
中学
部首:⽃
4画
“筋斗”で始まる語句
筋斗返
筋斗翻
筋斗雲