筆苞ふでづと)” の例文
腰の筆苞ふでづとから絵筆を抜き、料紙とじを片手にして立ちむかうと、何と考えたか、八荒坊は、燕返りに飛びすさッて
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)