“笑坪”の読み方と例文
読み方割合
えつぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思いのほかにたやすくはこびけるよ、とひそかに笑坪えつぼに入りて目をあげたる山木は、目を閉じ口を結びてさながらねぶれるごとき中将の相貌かおを仰ぎて、さすがに一種のおそれを覚えつ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
余は独笑坪えつぼに入った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)