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竪坑
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たてあな
ふりがな文庫
“
竪坑
(
たてあな
)” の例文
深夜までここにじっとしていて世間の寝しずまるのを待ち、一同で手早く、地面から地下へ通ずるあの三尺ほどの
竪坑
(
たてあな
)
を埋めてしまえばいい。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
その支線の終点は大きな
竪坑
(
たてあな
)
の口にたっしていたので、列車は被害者やその従者もろとも、まっさかさまに深い竪坑の底へ落ちこんで行った。
探偵小説の「謎」
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「オイ、三田を呼んで来てくれ」と言いつけて、入口から四五間奥の
竪坑
(
たてあな
)
の上に立っていた。その竪坑は、下の通洞に通じていた。それを伝って逃げれば、逃げられないこともないと考えていた。
恨なき殺人
(新字新仮名)
/
宮島資夫
(著)
“竪坑”の意味
《名詞》
鉱山などで通気や人や物の運搬のため、垂直方向に掘られた坑道。
(出典:Wiktionary)
竪
漢検準1級
部首:⽴
13画
坑
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
“竪”で始まる語句
竪
竪琴
竪縞
竪川
竪皺
竪薦
竪帷
竪町
竪矢
竪穴