立際たちしな)” の例文
それがまた大いに悦んで聞かれた。ところで八月二十八日の日に八里ばかりの波動状の山脈をえて行くのに一滴も水がない。立際たちしなにお茶を一ぱい飲んだきりで麦焦しも喰うことが出来ない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)