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空矢
ふりがな文庫
“空矢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あだや
60.0%
からや
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あだや
(逆引き)
私がいくらあなたに利益を与えようと
焦慮
(
あせっ
)
ても、私の射る矢はことごとく
空矢
(
あだや
)
になってしまうだけです。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
とたんにドッと
鬨
(
とき
)
の声が林の奥から湧き起こり、朝陽の輝く社殿を目がけ雨のように矢が飛んで来た。それが一本として
空矢
(
あだや
)
はなく、生死は知らず二十人の土人バタバタと地上へ
転
(
ころ
)
がった。
加利福尼亜の宝島:(お伽冒険談)
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
空矢(あだや)の例文をもっと
(3作品)
見る
からや
(逆引き)
ほとんど一筋の
空矢
(
からや
)
もなく、わずかの間に千人あまり、寄せ手は死人と
負傷者
(
ておい
)
とを出した。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
初めはすべて夢中だったが、バラッと足もとに
搦
(
から
)
み落ちた
空矢
(
からや
)
の響きに
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
空矢(からや)の例文をもっと
(2作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
“空矢”で始まる語句
空矢声
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空矢声
“空矢”のふりがなが多い著者
国枝史郎
夏目漱石
吉川英治