空矢からや)” の例文
ほとんど一筋の空矢からやもなく、わずかの間に千人あまり、寄せ手は死人と負傷者ておいとを出した。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
初めはすべて夢中だったが、バラッと足もとにからみ落ちた空矢からやの響きに
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)