“空掘”の読み方と例文
読み方割合
からぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃はもう通り抜ける人影もまれな上に、植込みのそこここには空掘からぼりの防空壕ぼうくうごうも散在してゐようといふ荒れさびた聖堂の構内を、姉さまは当てもなくうろつくだけのことでした。
死児変相 (新字旧仮名) / 神西清(著)