“穫物(えもの)” の例文
花は兎に角、吾儕(われら)の附近(あたり)は自然の食物には極めて貧しい処である。芹(せり)少々、嫁菜(よめな)少々、蒲公英(たんぽぽ)少々、野蒜(のびる)少々、蕗(ふき)の薹(とう)が唯三つ四つ、穫物(えもの)は此れっきりであった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
同窓生互に夫(そ)れを手柄のようにして居るから、送別会などゝ云う大会のときには穫物(えもの)も多い。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)