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穎
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えい
ふりがな文庫
“
穎
(
えい
)” の例文
租稲
(
そとう
)
はもとより
正税
(
しょうぜい
)
出挙
(
すいこ
)
の
出納
(
すいとう
)
までが、ことごとく何束何把をもって計算せられたのは、
穎
(
えい
)
すなわち稲の穂の運搬と貯蔵とが、普通であった証拠である。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
俵
(
たわら
)
という言葉の意味および起こりは、まだ是からの研究事項であるが、以前は
束把
(
そくは
)
によって稲を
算
(
かぞ
)
え、また
穎
(
えい
)
すなわち穂首を揃えて、貯蔵運搬の用としたものが
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
現在はその籾の貯蔵方法に、
穎
(
えい
)
のままで積んだものだけをシラというので、別の解釈も起っているが、沖縄の神歌などにシラチャネと詠じたのも、単なる白色の種をいうことではなかったらしい。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“穎”の解説
穎(えい)は、イネ科の植物の小穂に見られる鱗状の包葉のことである。
(出典:Wikipedia)
穎
漢検準1級
部首:⽲
16画
“穎”を含む語句
穎割葉
穎悟
穎敏
才穎
穎川
穎鋭
仲穎
穎被
穎脱
穎異
穎智
穎才
穎慧
穎割
穎之助
毛穎子
毛穎
孔穎達