積畳せきでふ)” の例文
然れども武門の栄華は平民に取りて幸福を剥脱はくだつする秋霜なり、盆水一方に高ければ、他方に低からざるを得ず、権力の積畳せきでふせし武門におのづからなる腐爛生じ、しかして平民社界もた敗壊し終れり
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)