稀種きしゅ)” の例文
という評判を得、邸内はまたたくうちに、天下の稀種きしゅを入れた鶉籠うずらかごやら黄金やしろがねの鳥籠で足のふみばもなくなったなどという話もある。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)