神案しんあん)” の例文
三山の冠を被り、淡黄袍たんこうほうを著けて、玉帯をした者が神座へ坐って、神案しんあんに拠りかかり、その従者であろう十人あまりの者が、手に手にほこを持って階下の左右に別れて立っていた。
申陽洞記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)