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神居古潭
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かむいこたん
ふりがな文庫
“
神居古潭
(
かむいこたん
)” の例文
十時、汽車は
隧道
(
とんねる
)
を出て、川を見下ろす高い
崖上
(
がいじょう
)
の停車場にとまった。
神居古潭
(
かむいこたん
)
である。急に思立って、手荷物
諸共
(
もろとも
)
遽
(
あわ
)
てゝ汽車を下りた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
石狩川は名だたる大河、中流にて
神居
(
かむい
)
山脈を貫き、上流にて大雪山の腰を貫く。いずれも貫くに急湍を以てせずして、平流を以てす。神居山脈を貫く処に
神居古潭
(
かむいこたん
)
あり。
層雲峡より大雪山へ
(新字新仮名)
/
大町桂月
(著)
朝
神居古潭
(
かむいこたん
)
の停車場から乗車。
金襴
(
きんらん
)
の
袈裟
(
けさ
)
、
紫衣
(
しえ
)
、旭川へ行く日蓮宗の人達で車室は一ぱいである。旭川で
乗換
(
のりか
)
え、
名寄
(
なよろ
)
に向う。旭川からは生路である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
自然児
(
しぜんじ
)
のアイヌがさゝげた
神居古潭
(
かむいこたん
)
の名も
似
(
に
)
つかわしく思われる。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“神居古潭”の解説
神居古潭(かむいこたん)は北海道旭川市にある地区の名称であり、また同地区を流れる石狩川の急流を望む景勝地の名称。地名はアイヌ語のカムイコタン(神の住む場所)の音意訳である。
石狩川両岸が美しい景勝地であるとともに、稀な景観でもあることから、旭川八景の一つに選定されている。
(出典:Wikipedia)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
潭
漢検1級
部首:⽔
15画
“神居”で始まる語句
神居