“神居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみい50.0%
かむい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
烏羽玉うばたまより黒い黒髪を、ひるみもなく、川水にひたし、また川水を一心に浴びて、そこから見える神居かみいの森へ、夜もすがら、てのひらをあわせていた。
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
石狩川は名だたる大河、中流にて神居かむい山脈を貫き、上流にて大雪山の腰を貫く。いずれも貫くに急湍を以てせずして、平流を以てす。神居山脈を貫く処に神居古潭かむいこたんあり。
層雲峡より大雪山へ (新字新仮名) / 大町桂月(著)