“神宮寺”の読み方と例文
読み方割合
じんぐうじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日こんにちほど宗教の濁ってしまった時代もめずらしい。」とまた半蔵の声で、「まあ、諸国の神宮寺じんぐうじなぞをのぞいてごらんなさい。 ...
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
もとこの像は三輪山みわやま神宮寺じんぐうじの本尊であって、明治維新の神仏分離の際に、古神道こしんとうの権威におされて、路傍に放棄せられるという悲運に逢った。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
秋田から横手につながる線路の中頃に神宮寺じんぐうじという小駅がある。そこから南に一里ほど入ると窯場が一つ残されている。残されているといった方が感じがある。
現在の日本民窯 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)