神宗しんそう)” の例文
日本軍襲撃の報を、朝鮮の政府が明第十三代の皇帝神宗しんそう逸早いちはやくも告げた事は前に述べたが如くである。明では最初この急報を信じて居なかったが、追々と琉球や福建あたりからも諜報が飛んで来る。
碧蹄館の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)