“祈祷料”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きとうりょう66.7%
きたうれう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さいながら豪勢を極め、信者十万、日々の賽銭さいせん祈祷料きとうりょう、浅草の観音様をさえしのぐと言われました。
みんなそれらの祈祷料きとうりょうだのなんだのに捧げてしまったのである。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
火伏ひぶせぎやうとか何んとか言つて、散々賽錢さいせん祈祷料きたうれうをせしめた上、四方から火を掛けさせ、煙が一パイになつた時を見測らつて護摩壇の拔け穴から、茶店の床下へ拔ける筈だつたんだ。
信者十萬、日々の賽錢さいせん祈祷料きたうれう、淺草の觀音樣をさへしのぐと言はれました。