“きとうりょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
祈祷料100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さいながら豪勢を極め、信者十万、日々の賽銭さいせん祈祷料きとうりょう、浅草の観音様をさえしのぐと言われました。
みんなそれらの祈祷料きとうりょうだのなんだのに捧げてしまったのである。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
火伏せのぎょうとかなんとか言って、さんざん賽銭さいせん祈祷料きとうりょうをせしめた上、四方から火を掛けさせ、煙が一パイになった時を見測らって護摩壇の抜け穴から、茶店の床下へ抜けるはずだったんだ。