祈祷料きたうれう)” の例文
火伏ひぶせぎやうとか何んとか言つて、散々賽錢さいせん祈祷料きたうれうをせしめた上、四方から火を掛けさせ、煙が一パイになつた時を見測らつて護摩壇の拔け穴から、茶店の床下へ拔ける筈だつたんだ。
信者十萬、日々の賽錢さいせん祈祷料きたうれう、淺草の觀音樣をさへしのぐと言はれました。