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祇園林
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ぎおんばやし
ふりがな文庫
“
祇園林
(
ぎおんばやし
)” の例文
きょうも彼は、
八坂
(
やさか
)
、
祇園林
(
ぎおんばやし
)
など、
遅桜
(
おそざくら
)
の散りぬく下を、宿の方へ、戻りかけていた。すると誰か、将門将門と、うしろで呼ぶ者がある。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
義貞は、自己の陣地を、粟田口から十禅寺ノ辻の辺に占め、楠木勢は、
祇園林
(
ぎおんばやし
)
へ下がって潜み、最勝寺の森には
千種
(
ちぐさ
)
、名和。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「お……なるほど……たいへんな
人群
(
ひとむ
)
れだ」吉水の近くへ来ると、
祇園林
(
ぎおんばやし
)
や五条の坂や、また、
四方
(
よも
)
の道を遠しとも思わないで、ぞろぞろと、集まってくる往来に、二人は、顔を見あわせた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
祇
漢検準1級
部首:⽰
9画
園
常用漢字
小2
部首:⼞
13画
林
常用漢字
小1
部首:⽊
8画
“祇園”で始まる語句
祇園
祇園精舎
祇園会
祇園祭
祇園町
祇園女御
祇園藤次
祇園囃子
祇園守
祇園巴