破足袋やぶれたび)” の例文
三分一が処で、倹約でしめした、糸心のあと、ちょんぼりと黒いのをせなに、日だけはよく当る、そこで、破足袋やぶれたびの継ぎものをしてござった。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)