眩光げんくわう)” の例文
糢糊もこの間にきて游ぶにあらざるかを疑ふ、三浦半島と房総と、長虫の如くねりて出没す、武甲の山は純紫にして、蒸々たる紅玉の日、雲の三段流れにみ入りて、眩光げんくわうを斜に振り飛ばすや
霧の不二、月の不二 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)