真筆しんぴつ)” の例文
幸にして備前児島こじま赤木格堂あかぎかくどうあり。元義かつてその地某家に寄寓せし縁故を以て元義の歌の散逸せる者を集めて一巻となしその真筆しんぴつ十数枚とかの羽生某の文をもあわせて余に示す。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)