眉廂まゆびさし)” の例文
汚れ切った眉廂まゆびさしげた軍帽から、どす黒くなった襟章えりしょうや、色のせた軍服のすそまで、硝煙の匂いがこびりついていて大分歳を老けさせているが、口元に残っている子供らしさが
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)