直視みつ)” の例文
年少判事はこのおおいなる責任のために、手も自由ならず、足の運びも重いばかり、光った靴の爪尖つまさきと、杖の端の輝く銀とを心すともなく直視みつめながら、一歩進み二歩く内、にわかにさっと暗くなって
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)