トップ
>
直刄
>
すぐば
ふりがな文庫
“
直刄
(
すぐば
)” の例文
その晩、お秀の家に金六を呼んで、八五郎とお秀と立會はせ、平次は血染の揚弓に川から拾つた細い
直刄
(
すぐば
)
の匕首をつがへて射て見せました。
銭形平次捕物控:123 矢取娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
と見るや、あの
直刄
(
すぐば
)
の匕首が火の中をサツと飛んで、縁側で呆然と見て居る鶴屋利右衞門の
喉笛
(
のどぶえ
)
へグサと突つ立つたのです。
銭形平次捕物控:266 処女神聖
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「左樣でございます。若旦那は武家の出ださうで、自慢の短刀でございました。
反
(
そ
)
りの少ない、
直刄
(
すぐば
)
の短刀で、昔あんなのは大將
鎧
(
よろひ
)
の腰に差した、鎧通しだつたさうで」
銭形平次捕物控:187 二人娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
刄
部首:⼑
3画
“直”で始まる語句
直
直接
直々
直衣
直様
直垂
直截
直参
直義
直段