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盃事
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さかづきごと
ふりがな文庫
“
盃事
(
さかづきごと
)” の例文
「ぢや、瑠璃さん!
彼方
(
あちら
)
へ行きませう。古風に
盃事
(
さかづきごと
)
をやるさうですから、はゝゝゝゝゝ。」
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
それで
翌年
(
あくるとし
)
の二月に開戦になると、出征前に是非
盃事
(
さかづきごと
)
をしようと小川家から言出した。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
どうしても承知しなかつた東作を説き落して、お富との祝言は、いづれ徳之助と縁が切れてから、改めて
盃事
(
さかづきごと
)
をするとして、今晩はほんの見合だけ——といふ事で話をつけたのです。
銭形平次捕物控:075 巾着切の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
盃事
(
さかづきごと
)
の濟んだ上で、私の命をお召下すつても、少しも怨みには存じません」
銭形平次捕物控:105 刑場の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
盃
漢検準1級
部首:⽫
9画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“盃”で始まる語句
盃
盃洗
盃盤
盃形
盃盞
盃中
盃盤狼藉
盃一
盃杯
盃沼