“さかづきごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
盃事80.0%
杯事20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうしても承知しなかつた東作を説き落して、お富との祝言は、いづれ徳之助と縁が切れてから、改めて盃事さかづきごとをするとして、今晩はほんの見合だけ——といふ事で話をつけたのです。
盃事さかづきごとの濟んだ上で、私の命をお召下すつても、少しも怨みには存じません」
何んな仔細しさいがあるか解りませんが、杯事さかづきごとの始まる前、聟の支度部屋を占領して、平次はガラツ八相手にこんな無駄を言つて居るのでした。