百斛ひゃっこく)” の例文
天竺てんじく阿闍世王あじゃせおうが、百斛ひゃっこくの油を焚いて釈尊を供養くよう致しました時、それを見た貧しい婆さんは、二銭だけ油を買って釈尊に供養を致しました、貧しい婆さんの心は善かったものでございますから
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)