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百姓一揆
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ひゃくしょういっき
ふりがな文庫
“
百姓一揆
(
ひゃくしょういっき
)” の例文
百姓一揆
(
ひゃくしょういっき
)
というものが
澎湃
(
ほうはい
)
たる一大勢力となり、牧民者がほとんど手のつけようがなく、しかも表面は相当の刑罰を以て臨むにかかわらず、事実は
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
神尾の祖先のうちの一人が、自分の放蕩濫費の尻を、知行所の百姓にすっかり拭わせようとしたために、
百姓一揆
(
ひゃくしょういっき
)
を起されて家を危うくしたことがある。
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
あれで女豪傑の大将で、たくさんの手下を自由自在に扱い、このほど起りました
百姓一揆
(
ひゃくしょういっき
)
の大勢ですらが怖れて近よらなかったと申します、そんな威勢はドコにも見えませんでした。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
どちらを向いても
百姓一揆
(
ひゃくしょういっき
)
てんで、たいした騒ぎでござんしたよ、その中をいいかげん
胡麻
(
ごま
)
をすってトッパヒヤロをきめやして、首尾よく仰せつけ通りの胆吹の
山寨
(
さんさい
)
へかけつけやして
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「
百姓一揆
(
ひゃくしょういっき
)
とか、検地騒動とかで、えらく騒いでいるようすじゃございませんか」
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
近江の国へ来て見れば
百姓一揆
(
ひゃくしょういっき
)
がある、京都へ行けば行くで、また血の雨が降ってるというじゃあねえか、どっちへ廻っても世界は騒々しいのが本当で、今晩ここんところだけが静かだと言って
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
百
常用漢字
小1
部首:⽩
6画
姓
常用漢字
中学
部首:⼥
8画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
揆
漢検1級
部首:⼿
12画
“百姓”で始まる語句
百姓
百姓家
百姓等
百姓達
百姓仕事
百姓男
百姓共
百姓染
百姓女
百姓馬