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白雲頭
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しらくもあたま
ふりがな文庫
“
白雲頭
(
しらくもあたま
)” の例文
どの室であの支那人の
白雲頭
(
しらくもあたま
)
の研究論文を完成されたのであらうかと想うて、兄に対するやうな思慕を感じるのであつた。
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
五年越し溜められた上、
白雲頭
(
しらくもあたま
)
から奉公して、百両に
纏
(
まと
)
めた金を先代に預けたまま、今
以
(
もっ
)
て返して貰えないという、ひどい目に逢っているのでした。
銭形平次捕物控:094 死相の女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
今の父孫右衞門が何處かで拾つて來て
白雲頭
(
しらくもあたま
)
から育てた子、下男の五助と下女のお徳は、一期半期の奉公人
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
若旦那は取引先の義理で近頃この家に入つた養子ですが、私は
白雲頭
(
しらくもあたま
)
からの奉公人で、お孃さんのお
葉
(
えふ
)
さんとは主從とは言つても
幼
(
をさ
)
な
馴染
(
なじみ
)
も同樣、自然親しくも口をきいて居ります。
銭形平次捕物控:298 匕首の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それは十三、四の
白雲頭
(
しらくもあたま
)
で、ひどく智能の遲れた、間延びのした小僧です。
銭形平次捕物控:307 掏られた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
白雲頭
(
しらくもあたま
)
の頃から奉公して、遠縁だけにろくな給金も貰わず、せっかく
狙
(
ねら
)
った要屋の家督は、赤の他人の、養子山之助に取られてしまった久吉としては、いつ
暖簾
(
のれん
)
を分けて貰う当てもないこのせつ
銭形平次捕物控:133 井戸の茶碗
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
十二三の典型的な
白雲頭
(
しらくもあたま
)
が、茂兵衞の後ろから顏を出しました。これではどう間違つても、大の男の清太郎を、一と突きに刺した上、布團でその口を
塞
(
ふさ
)
ぐなどといふことは出來る筈もありません。
銭形平次捕物控:176 一番札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“白雲”で始まる語句
白雲
白雲木
白雲山
白雲母
白雲洞
白雲石
白雲角
白雲天窓
白雲山魚
白雲重畳