“しらくもあたま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白雲頭87.5%
白雲天窓12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今の父孫右衞門が何處かで拾つて來て白雲頭しらくもあたまから育てた子、下男の五助と下女のお徳は、一期半期の奉公人
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
若旦那は取引先の義理で近頃この家に入つた養子ですが、私は白雲頭しらくもあたまからの奉公人で、お孃さんのおえふさんとは主從とは言つてもをさ馴染なじみも同樣、自然親しくも口をきいて居ります。
顔色青き白雲天窓しらくもあたま膨脹ふくだみて、えりは肩に滅入込めいりこみ、手足は芋殻いもがらのごとき七八歳ななつやつの餓鬼を連れたり。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)