トップ
>
白雨
>
はくう
ふりがな文庫
“
白雨
(
はくう
)” の例文
ここにおいて黒雲
掩
(
おお
)
い闇夜のごとし、
白雨
(
はくう
)
降り車軸の
似
(
ごと
)
し、竜天に
升
(
のぼ
)
りわずかに尾見ゆ、ついに太虚に入りて晴天と為る
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
さすがに、兄妹は母来ると知ると、新子のさし出した傘にはいろうともせず、小降りながら、まだふりつづいている
白雨
(
はくう
)
中を、門の中にかけこんでしまった。
貞操問答
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
今は恐ろしき沈黙はすでにとく破れて、雷鳴り
電
(
でん
)
ひらめき
黒風
(
こくふう
)
吹き
白雨
(
はくう
)
ほとばしる
真中
(
まなか
)
に立てる浪子は、ただ身を
賭
(
と
)
して早く風雨の
重囲
(
ちょうい
)
を通り過ぎなんと思うのみ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
白雨
(
はくう
)
・
黒風
(
こくふう
)
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黒風
(
こくふう
)
白雨
(
はくう
)
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
“白雨”で始まる語句
白雨雲