白和しらあ)” の例文
もっとも動物性の食物はただバタばかりでありますが、蕎麦そばのできる時分にはその新芽を酸乳さんにゅうでまぶしたちょうど白和しらあえのようなご馳走もありますので身体からだ至極しごく健全でありました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
しかもその身分違いをハッキリさせるために、平民が寄付けないようなドエライ扮装をらしやがる。薄黒いドーナツづら蒟蒻こんにゃく白和しらあえみたいに高価たかいお白粉しろいをゴテゴテと塗りこくる。
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
日本料理の胡麻汚ごまよごしだの白和しらあえなんぞを拵えると同じようなものですね。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
白和しらあえ出来ますか。イエス! ツウ・プリイズ!』