“白勝”の読み方と例文
読み方割合
はくしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
連れの男が、オヤ今のは白日鼠はくじつそ白勝はくしょうらしい。おういっ白兄哥はくあにいって、呼んだけれど、返事もしなけりゃあ、振返りもせず消えちまった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すなわち、酒売り男にふんして好演技を見せた男で、この黄泥岡こうでいこうの近村に住む白日鼠はくじつそ白勝はくしょうという遊び人なのである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さらには、げんしょう二、阮小五、阮小七、白勝はくしょうといったような頭立かしらだったもの十七人に、部下百余人の徒党だった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)