癇気かんき)” の例文
いくぶん、癇気かんきはあるが、不健康ではとても出ない声である。顔いろに冴えがなく、どこかよどみがあるのはぜひもない。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、癇気かんきをたてて。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)