病苦くるしみ)” の例文
体内みうち病苦くるしみと、唆る様な素朴な烈しい恋の歌と、そして、何がなき頼りなさに心が乱れて、その沈んで行く気持を強い太鼓の響に掻乱される様に感じながら、踊りには左程の興もなく
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)