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畷道
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あぜみち
ふりがな文庫
“
畷道
(
あぜみち
)” の例文
畷道
(
あぜみち
)
を桂川の上流に辿ると、迫る処
怪石
(
かいせき
)
巨巌
(
きょがん
)
の
磊々
(
らいらい
)
たるはもとより古木大樹千年古き、
楠槐
(
なんかい
)
の幹も根もそのまま大巌に化したようなのが纍々と
立聳
(
たちそび
)
えて、
忽
(
たちま
)
ち石門砦高く、無斎式、不精進の
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
朝から熱心に心理を読んでいた私は、たまらなく
暢
(
の
)
んびりした心地になって、羽織を脱ぎ捨てて飛び出した。O市西郊の
畷道
(
あぜみち
)
、測量師の一隊が赤、白の旗を立てて距離を測ってるのが妙に
長閑
(
のどか
)
である。
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
畷
漢検準1級
部首:⽥
13画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“畷”で始まる語句
畷
畷筋
畷行
畷路
畷手道