番入ばんいり)” の例文
謁見即ち目見めみえは抽斎が弘前の士人として受けた礼遇のはじめで、これから月並つきなみ出仕しゅっしを命ぜられるまでには七年立ち、番入ばんいりを命ぜられ、家督相続をするまでには八年立っている。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)