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畠中
ふりがな文庫
“畠中”の読み方と例文
読み方
割合
はたなか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はたなか
(逆引き)
僕はしばらく見ないうちに、急に新らしい家の多くなった砂道を通りながら、松の間から遠くに見える
畠中
(
はたなか
)
の黄色い花を美くしく
眺
(
なが
)
めた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
空気は重く
閉
(
とざ
)
して
隙間
(
すきま
)
もなし。いさましく
機織
(
はたお
)
る響の
如
(
ごと
)
く、
蜜蜂
(
みつばち
)
の群は
果実
(
くだもの
)
の
匂
(
にお
)
ひに
喧
(
かしま
)
しくも喜び叫ぶ。われその蒸暑き庭の
小径
(
こみち
)
を去れば、緑なす若き
葡萄
(
ぶどう
)
の
畠中
(
はたなか
)
の、こゝは曲りし道の
果
(
はて
)
。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
畠中(はたなか)の例文をもっと
(2作品)
見る
畠
漢検準1級
部首:⽥
10画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
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