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畔柳元衛
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くろやなぎもとえ
ふりがな文庫
“
畔柳元衛
(
くろやなぎもとえ
)” の例文
畔柳元衛
(
くろやなぎもとえ
)
の娘
静緒
(
しずお
)
は
館
(
やかた
)
の腰元に通勤せるなれば、今日は特に女客の
執持
(
とりもち
)
に召れて、
高髷
(
たかわげ
)
、
変裏
(
かはりうら
)
に
粧
(
よそひ
)
を改め、お
傍不去
(
そばさらず
)
に
麁略
(
そりやく
)
あらせじと
冊
(
かしづ
)
くなりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
殿はこの失望の極
放肆
(
ほうし
)
遊惰の
裏
(
うち
)
に
聊
(
いささ
)
か
懐
(
おもひ
)
を
遣
(
や
)
り、一具の写真機に千金を
擲
(
なげう
)
ちて、これに嬉戯すること
少児
(
しように
)
の如く、身をも家をも
外
(
ほか
)
にして、遊ぶと費すとに余念は無かりけれど、家令に
畔柳元衛
(
くろやなぎもとえ
)
ありて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
畔
常用漢字
中学
部首:⽥
10画
柳
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
“畔柳”で始まる語句
畔柳
畔柳芥舟